2024年10月27日(日)、笠間稲荷神社にて国際ロータリー第2820地区のポリオイベントが開催されました。600名を越えるロータリーファミリーが参加し、水戸南ロータリークラブからも約20名の会員が参加しました。笠間稲荷神社での開催とあって、ポリオ根絶を願ったご祈祷や雅楽の披露がありました。講演は国際ロータリー第2750地区・東京愛宕ロータリークラブの柳邦明様から、現地でのポリオ根絶活動の現状、問題点、今後の見通しについてわかりやすく説明いただきました。その後、笠間市内を皆で練り歩き、菊まつりで訪れる一般の皆様にロータリーのポリオ撲滅事業をPRしました。
ポリオプラス事業は、ロータリーの最も重要な人道的プロジェクトの一つで、1985年に開始されました。この事業は、ポリオウイルスの世界的な撲滅を目指しており、ロータリークラブは世界中で予防接種活動を支援しています。ポリオプラスは、ポリオ根絶のための資金提供、啓発活動、予防接種キャンペーンを行っており、国際的な保健機関と協力してポリオを完全に撲滅することを目指しています。これまでの活動により、ポリオによる麻痺は劇的に減少し、多くの国でポリオが根絶されるなど、大きな成果を挙げています。しかし、まだポリオが存在する地域もあり、根絶に向けた努力は続いています。
ポリオプラス事業の成功は、ロータリアンの献身と協力の賜物です。引き続き、ポリオ根絶のために努力を続け、未来の世代にポリオのない世界を残すことを目指しましょう。